輸送機・旅客機・ヘリコプター | 中国航空博物館
中国航空博物館の屋外展示は、戦闘機以外のものも充実しています。
別-6/青-6
ソ連製の水上飛行機です。1969年に初飛行をしました。
Tu-2
Tu-2爆撃機です。ツポレフ設計局の主任技師が粛清されるなどの困難にもあいましたがどうにか開発、1941年1月29日に初フライトを行いました。
Tu-4
ソ連がアメリカのB-29爆撃機をもとに作った機体です。1944年に作成を開始し1946年夏に試験飛行をし始め、1947年8月3日にソ連航空ショーでお披露目されました。
轟-5
Il-28をもとに作成された機体で、1966年に初飛行をました。
轟幹-5
1977年に轟-5を電子戦に向けて改造した機体です。
轟-6
中国航空工業西安飛行機工場(集団)有限公司(元西安飛行機製造廠で50年代末から作られました。ソ連のTu-16がもとになっています。1968年12月24日に初フライト、1969年から量産開始しました。
水轟-5
水轟-5です。ハルピン飛行機製造廠で作られ、1976年4月3日に初飛行しました。
空警-1
ソ連のTu-4をもとに作られ、1971年6月10日に初飛行しました。
C-46
DC-3と似た形、C-46っぽいです。
DC-8
言わずと知れたDC-8です。1958年に初飛行をしました。本機はオービス・インターナショナル(失明予防の運動をしている国際的組織)の理事長が使っていたものを江沢民主席に中国政府への寄贈を提案、実現したものです。今はDC-10を使っているようです。
Il-14
Il-14っぽい機体です。Il-14はIl-12をもとに作られました。1950年7月に初飛行、1954年に投入されました。1957年3月19日から1958年9月10日にかけて毛沢東主席は本機に23回乗られ、内部はまだ当時の様子を保っているそうです。
Il-18
Il-18でしょうか。
Il-62
中国民航のIl-62です。実機が見られてうれしいです。お隣の北朝鮮ではまだ現役で飛んでいます。Air Force UNこと金正恩専用機もこの機種ですね。
An-12
An-12です。1956年に初飛行をしました。落下傘部隊100名、担架65名分、2つのミサイルとトレーラー、または中型戦車1台が搭載できます。
An-30
An-30っぽい飛行機です。An-24の進化形です。1975年のパリ航空ショーでお披露目されました。
Tu-124
Tu-124はTu-104の縮小版で75%の大きさになりました。中短距離輸送機です。1960年3月20日に初飛行、1966年に中国に導入され、1985年に退役しました。
Tu-154
Tu-154です。スマートなラインがかっこいいですね。1968年に初飛行をしました。
An-12
An-12は1956年に初フライト、1958年に投入されたソ連製の小型輸送機です。大半が軍用に使われ、ほんの少し民間で使われました。
コンベア240
アメリカで作られた飛行機で、1947年3月16日に初飛行をしました。1950年7月27日に北京号と名付けられ、毛沢東主席の文字が書き入れられました。1950年7月29日に命名式を行い、1956年9月29日に北京・ラサ間の航空路を飛ぶのに成功、1958年に退役しました。中国大陸に入った本機種はこれ1機しか残っていません。
Li-2
リスノフ2はDC-3をソ連がライセンス生産したもので、1940年に製造開始、投入されました。
Y-7
Y-7でしょうか。Y-7は中国航空工業西安飛行機工業集団でソ連のAn-24を参考に開発されました。1970年12月25日に初フライトを行いました。
Y-8
Y-8っぽい機体です。Y-8は中国陕西飛行機製造公司と西安飛行機工業公司がソ連のAn-12を参考に作られ、1974年12月25日に初フライトに成功しました。
Y-11
Y-11は1974年に中国ハルピン飛行機製造廠で作られ、1975年12月30日に初飛行をしました。
DHC-2
DHC-2のようです。カナダで作られたプロペラ機で1947年8月16日に初フライトをしました。
Vickers843
Vickers843は英国製の飛行機で、1948年7月に初飛行をしました。党中央の任務で使われましたが、その中で1982年7月20日、外国軍の代表を運んでいるときにハイジャック未遂が発生、犯人は南京で下されました。そのときのメンバーは「英雄チーム」の称号をもらったそうです。
ヘリコプター
ヘリコプターの展示もありました。
その他
敷地(ラジコン用滑走路?)の向こうには未整理の機体が並んでいます。
最近のコメント