田舎に行こう | パラオ
今回のパラオ行では田舎に泊まりました。コロールではなく、バベルダオブ島にあるエサール州に行きました。バベルダオブ島はパラオ語でHonto(本島)と日本時代の呼び方で呼ばれていますので、迷ったときは本島と言いましょう。パラオでは本来、コロール以外の州に行くには州政府の許可が必要ですが、割と簡単に手続きが済みます。
エサール州のようす。空はただただ広く、海はどこまでも遠く、緑はひたすら濃い。
たまたまお祭りのある夜だったので人々が集って踊っていました。台は芝生を傷めないためかな。
パラオでは第一子が生まれたらngasech(first-born ceremony)と呼ばれるお祝いが行われます。私は今回、初めて参加しました。一体どこから、というぐらいたくさんの車が集まり、みなさん飲んで歌って食べて踊って、楽しく数時間過ごしていました。昔、パラオではお母さんのお腹を切って子どもを取り出していたため、お母さんが命を落とすことが多かったそうです。だけどある時、自然分娩でも産めることが分かり、それ以来このお祝いが続いているのだそうです。
日曜日には友人に教会まで連れて行ってもらいました。説教を聞いたあと、子どもたちが練習した歌を披露しました。濃い緑や青に囲まれた彩度の高いところにあるから、純白の教会の聖性が引き立つように思えました。
外から見た教会の様子。
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