ハルピン | 中国あちらこちら
ハルピンは中国東北部の黒竜江省に位置する、東洋の小パリ、東洋のモスクワともいわれる人口590万人の都市です。そこはかとなく西洋の雰囲気が漂っています。
清王朝(満州人)やロシア人、日本人、そして現代の漢族と様々な民族による統治が行われたため、多層な様相を呈しています。日本人にはハルピン学院や伊藤博文暗殺の地として有名ですね。寒さを利用して、冬には氷祭りが開催されます。
行き方
北京から列車でおよそ8時間
または飛行機で2時間強
空港からは市内まで路線バスで20元
見どころ
聖ソフィア大聖堂
ハルピンの中心街にあります。1907年3月に帝政ロシアの兵士たち向けの教会としてできました。大聖堂というけれど、今は歴史的な写真を展示している記念館になっています。さすが中国。
とってもきれいな中国式な飾り付けがなされています。10時になると鐘の音ならぬ革命歌「好日子」(良き日)が流れてきました。
夕方になると夕陽が当たってきれいです。内部は教会建築だけど展示室として使われています。
生神女庇護聖堂
黒龍江省内の正教会では唯一教会活動が行なわれている、とのことです。1930年12月14日に完成しました。設計はロシア人のリビデノフとのことです。
尼埃拉依教堂
ニアイライ教会、とでもいうのでしょうか。ルター派の教会で1917年に完成と歴史があるのですが、あまり詳しい情報はありません。なぜでしょう。
士課街天主教堂
ロシア人の建築家、スミルノフが設計した教会で1935年10月6日に完成しました。
極楽寺
1921年から1924年にかけ建設された東北三省の4大古刹のひとつだそうです。確かに大きくて見応えがあります。入場料(20元ぐらい)が必要でした。
後ろに大きな観覧車があって、アンバランスさが目立ちます。4大古刹…。
その他
街中には古い建築が多く残っています。こちらは国営の新華書店。
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